2025年6月15日に行われた古馬重賞「第33回北斗賞」(BG3)は、1番人気のコマサンエースが勝ち重賞2勝目を挙げた。
10頭が出走し、霧雨で馬場水分は1.1%。そろったスタートで、第1障害ではキングフェスタが先行し、コウテイは後ろから。コマサンエースが引っ張る展開で、インビクタが続いた。コマサンエースが54秒で到達。インビクタが仕掛け、すぐにコマサンエースが続いた。この2頭が抜け出して差を広げ、それからコウテイ、クリスタルコルドなどが続く。キングフェスタは障害で苦戦。コマサンエースが1馬身ほど前に出たまましのいでゴール。6番人気のインビクタが2着、3着は9番人気のクリスタルコルドでだった。キングフェスタも末脚で追いかけるが届かず4着。勝ちタイムは1分48秒5。
金田利貴騎手
あらためて重賞で勝ち負けできる馬になって感謝しています。オーナー、厩舎スタッフ、獣医師さんなどかかわってくれた方に感謝を言いたいです。父の日でもあり、調教師も、いつもありがとうございます(笑)。
前回の勝利の時、うれしすぎていたわっていた(休んだ)時間が多く、ぼんやりしているかなと思ったのですが、ゲートはうまくいきましたしいい流れでした。あまり並ぶよりは前に行った方がいいかなと意識してレースを行いました。馬場は軽すぎるのは好きではないので、これくらいがいいのかな、ただ他の馬ももっといいのかな、と思っています。9歳でも衰えている感じはしない。若々しいので、また勝てるよう頑張りたいです。
※今週から表彰式インタビュー復活
金田勇調教師
ほっとしています。調子は引き続きいい感じで、疲れも見せずにフットワークも軽かった。今日は逃げるしかないなと腹を決めて進めました。時計は出るだろうと感じていたので、騎手も仕掛けを遅れないようにしてきたのでは。前回よりは自信持っていたと思います。
この世代はメムロが引っ張ってきたというのもあるし、2着のインビクタもそうですし、まだまだ存在感ありますよね。これからはハンデも重くなるでしょうから、大事に使っていかなくてはと思います。
ヤマカツエースも前走から期間が短かったけど存在感は見せられたかな。マルホンリョウユウも、このようなレースを何度も何度も経験していって、最終的には中心にいる馬なのかなと思います。
☆レース映像
☆勝利騎手インタビュー
☆勝利調教師インタビュー


