第33回 銀河賞(BG2)

第33回 銀河賞(BG2) 重賞回顧
第33回 銀河賞(BG2)

2025年9月28日に行われた4歳三冠レース二冠目の銀河賞は、単勝1番人気のホクセイハリアーが逃げ切って優勝した。馬場水分は1.3%で10頭が出走した。2番人気は1冠目の柏林賞を制したカフカ、3番人気は上がり馬のスカーレット。序盤は内枠のフレイムファースト、スマイルカナ、ホクセイハリアーとスカーレットが先行。その後もホクセイハリアー、スカーレットがレースを引っ張った。第2障害には61秒でホクセイハリアーが最初に到達し、最初に一腰で越え抜けだした。スカーレット、リュウセイウンカイ、フレイムファースト、スマイルカナが続いて追い上げ逆転を図るが、ホクセイハリアーが逃げ切って優勝した。勝ちタイムは1分59秒3。2着は9番人気のフレイムファースト、3着はスカーレットだった。牝馬ながらトップハンディの1頭、カフカは9着だった。

第33回 銀河賞を制したホクセイハリアーの関係者
第33回 銀河賞を制したホクセイハリアーの関係者

渡来心路騎手
ここ2戦調子が良かったので、ここも勝ちたいと思っていた。初めて勝ってからは2着になるなど勝ちきれなかったのでうれしい。馬の調子がよかったのでできるだけ前で引っ張って、逃げ切れればなと思っていました。すごくいい感じでゲートを出てくれて、第2障害も先頭でいけた。ゴール前は必死で、止まらないでくれという思いで追うだけでした。2歳のときはよくゴール前で詰まっていましたが、今は苦しみながらでも一歩ずつ前に進んで止まらず進んでくれる。粘り強くなったと思います。
生産者の金田さん(金福畜産代表)は厩務員のころから本当にお世話になっていました。騎手になったとき「金田さんの馬で重賞を獲る」と言っていた。それが叶ったばんえい大賞典の時は競馬場に来られていなかったので、今日は金田さんの前で1着を取れた優勝できたことを本当にうれしく思っています。金山調教師、厩務員さんにも感謝しています。三冠目も頑張ります。

金山明彦調教師
騎手の好騎乗もあって3連勝、よく頑張ってくれました。騎手には「先行策を取れ」と言ってまして、ここ3戦先行して馬の持ち味をよく出してくれたと感心しています。
体が大きくなってから暑さに弱くなってきたので、休養を取りながらレースを使っていました。そのあたりをカバーしながら惜しい競馬も何回かありましたが、体調も元に戻って、ここ3戦いいレースをしてくれている。
涼しくなってからは体調も完璧に戻りましたし厩舎にいても元気いっぱいでした。食がいい馬なので、運動も強めにダイエットした結果マイナス10キロでした。
レースは見ていて結構興奮していましたね。障害を降りてから甘いところがある馬なので、後ろの馬も来ていたし、なんとか持ってくれればなぁと思いました。
父親(フジダイビクトリー)も、母の父(ニシキダイジン)もばんえい記念を獲っていて、親からいいところを持って生まれてきたんじゃないかと思います。体調を維持できるように頑張って三冠を目指していきたいと思います。障害のうまさが魅力で、逃げ切りが一番合っていると思う。強くなってきて、楽しみな馬。父の真似ができるように、と思っています。
騎手がインタビューで話していた感謝、いい言葉ですね。額のハートマークがファンの皆さんに人気で、シュシュや励ましの手紙をもらっています。これかにらも元気で頑張ってレースをしていくと思うので、応援よろしくお願いいたします。

☆レース結果
https://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2025%2f09%2f28&k_raceNo=11&k_babaCode=3

☆レース映像

☆勝利騎手インタビュー

☆勝利調教師インタビュー

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