7月13日に行われた「第56回旭川記念」(BG2)は、クリスタルコルドが接戦を制し、昨年に続く連覇となった。馬場水分は0.4%。前日にキングフェスタが出走を取り消して6頭立てとなった。単勝1番人気は今季重賞2勝のコマサンエースで1.4倍。インビクタ、クリスタルコルドと続いた。
1障害でコウテイが遅れ、クリスタルコルドが先行。その後道中では各馬が先手を取り合う形でインビクタ、コマサンエースも前へ出る。刻みながらヤマカツエースも先頭を狙い、第2障害手前にはコマサンエースとクリスタルコルドが70秒で到達した。
最初に障害にかけたのはコマサンエース。インビクタ、クリスタルコルドが続きインビクタが最初に障害を降り、クリスタルコルド、コマサンエースと続いた。その後は3頭の争い。ゴール前30メートルでクリスタルコルドがわずかに抜け出し、その差を維持しながらゴールし重賞6勝目を挙げた。勝ちタイムは2分11秒6。2着はインビクタ、3着は2着と0.3秒差でコマサンエース。
西謙一騎手
調子が上がってきたので結果を出せて良かった。厩舎やレースでのの動きが変わってきて調子の良さを感じていました。マイナス22キロは、暑かったので楽をさせたからかなと思います。
時計はもっとかかった方がいいかなと思っていましたが、勝てたので良かった。コマサンエースを意識して前につけ、山だけ上がれば間に合うかなと考えていた。自信はありました。
ゴール前の接戦は、(コマサンエースは)年上の馬で経験値はあるが、あせらずいつも通りレースを進めました。タイムに左右されるところもある馬なので良かった。
グランプリもありますが、それよりは最後に大きいレースがあるのでそこに向けて、頑張りたいです。
金田厩舎に勝ててよかったです(笑)。
西弘美調教師
連覇できてほっとしていますね。前回あたりいいところ走ってきたので、いいんじゃないかなと思っていました。調教を見ていてもずいぶん元気がいいなと思っていましたし、パドックもいい感じで歩いていました。
プラス22キロは増えすぎたかな。(非開催中に)減らした体重は少しずつ戻ってきていい状態でした。
レースはいい感じで前半流れているし、うまく障害を越えてくれればなんとかなるかなと見ていました。
天板でぐらっとしたようなところもあったんだけど、いい位置で降りたと思います。もともと辛抱できる馬だがね前よりも辛抱できるようになりました。年を重ねるごとにレースを覚えていますね。
☆レース映像
☆勝利騎手インタビュー
☆勝利調教師インタビュー


