第50回ばんえい大賞典(BG3)

ばんえい大賞典 スターイチバン 重賞回顧
ばんえい大賞典 スターイチバン

2025年7月20日に行われた3歳三冠路線1冠目「第50回ばんえい大賞典」(BG3)は、1番人気のスターイチバンが5連勝で制した。
馬場水分は2.1%。トップハンディのキョウエイエースが抜群のスタートで第1障害も最初に越えた。アバシリタカラコマ、キョウエイエース、ウンカイダイマオーが先行する展開で進み、積極的に逃げるアバシリタカラコマが第2障害に53秒で到達した。スターイチバン、キョウエイエース、ウンカイダイマオー、ココロノニダイメが続くが、これらの馬を待つまもなくアバシリタカラコマが最初に障害にかけた。途中で止まり、ウンカイダイマオーが越えるのと同時に立て直し、2頭が最初に障害を降りた。3番手で降りたスターイチバンが追い上げ、脚色が鈍ったアバシリタカラコマをかわす。ウンカイダイマオーが逃げ切りを図るが、スターイチバン、5番手で障害を降りたスーパーシンが残り20mで並んだ。ゴール前は2頭の争いとなったが残り3mでスーパーシンが詰まり、スターイチバンが1着でゴール。キョウエイエースが2着に追い込んだ。

西謙一騎手
2週連続重賞勝利、通算2100勝ですが、それよりも馬が勝って良かったです。暑さで馬も弱って本調子ではなかったのですがぎりぎり持ちこたえてくれました。周りのペースも速かったので、馬のことを考えながら乗っていました。障害はいい馬なので心配はしていなかったです。最後まで辛抱強く歩いてくれるので、止まらなければ大丈夫だと思いました。
この馬だけ三冠のチャンスがあるので、これから全部取れるよう頑張っていきたいです。

坂本東一調教師
ここの気温と一緒で心の中から暑さを感じています。状態は9割。暑さに耐えれていると前から感じていました。ただ、北海道にいてこんなに長く暑さが続くことはない。それに対応するのが私の仕事。この馬は健康なので、安心して見ていました。
レースはゲートの出だしで、今日は半分以上は勝った、という気持ち。先行してからもちゃんと騎手が耐えてポジションを取った。それを見て、あ、大丈夫だ、と。障害を降りたときに絶対かわせるという自信がありました。

☆レース結果
https://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2025%2f07%2f20&k_raceNo=11&k_babaCode=3

☆レース映像

☆勝利騎手インタビュー

☆勝利調教師インタビュー

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