2025年11月23日に「第16回ドリームエイジカップ」(BG3)が行われた。4~7歳と8歳以上から2頭ずつ選抜された10頭によって争われた。馬場水分は1.7%。
スタートから内枠のツガルノヒロイモノ、オーシャンウイナーが先行しタカラキングダムは後方から。第1障害を過ぎ、1番人気のキングフェスタと3番人気のサクラヒメが先行。道中は早い流れで、1~7枠が先行争い。第2障害にはコウテイと2番人気のタカラキングダムが53秒で到達した。最初に障害にかけたのはコウテイ。内のタカラキングダム、ツガルノヒロイモノとオーシャンウイナーが続く。苦戦する4頭を横目にサクラヒメがすんなりと一腰で障害を越え、キングフェスタも続いた。キングフェスタはサクラヒメを交わそうとするが交わせず先頭は2頭の一騎打ち。3番手でタカラキングダムが障害を越える。トップハンディのキングフェスタより40キロ軽いサクラヒメが残り10mで半馬身ほど前に出るが、7mあたりで止まり転倒した。先頭を行くキングフェスタを、ゴール直前でタカラキングダムが捉えたかに見えたが、2頭がゴール直前でほぼ同時に止まり、キングフェスタは転倒。タカラキングダムは息を入れ、その後ゴールした。勝ちタイムは1分55秒7。キングフェスタとサクラヒメは競走中止。2着はコウテイ、3着はツガルノヒロイモノ。中原騎手が重賞初騎乗のコマサンブラックは6着だった。
赤塚健仁騎手
非常にうれしいです。今回も1障害をうまく上げるように考えていました。スタートはうまくいったと思います。1障害も緩みかけたのですが、うまく行きました。道中は行くしかない、と思って2障害まで止めずにいったので、山の手前で苦しい感じはありました。障害の天板でも止めてしまったのできつかったかなと思います。ゴール前は、前の2頭が疲れてそうだな、というのは見えていました。こちらも苦しかったのですが、最後まで頑張ってくれました。
村上慎一調教師
うれしいです。元気の良さと飼い食い食いの量といい、順調に来ていました。追走さえできればなんとかなるかな、とは思いましたが、ゴール入るまでは分からなかったです。いつも第1障害を降りるまではドキドキして見ていて、第1の関門は突破したかな、と見ていました。馬は最後まで頑張ってくれたと思います。鈴木騎手にやられたかな、と思ったのですが。今後については(重量増でも)特別なことはしていません。前向きに頑張るしかないです。体調維持だけをモットーにやっています。

☆レース映像
☆勝利騎手インタビュー
☆勝利調教師インタビュー


