2026年3月8日、4、5歳による第47回ポプラ賞が行われ、4歳馬のスターイチバンが優勝した。10頭が出走し、馬場水分は2.8%。
そろったスタートから、スターイチバンが果敢に先行する。スーパーシン、 キョウエイエースも前へ。中間を過ぎ、カフカも上がってきた。ライジンサンは後方から。外のラポピージュニアが64秒で最初に第2障害に到達した。全馬がほぼ第2障害手前にそろい、最初にカフカが障害に仕掛ける。スーパーシン、スターイチバンが続き、スターイチバンはすんなりと障害を越えた。ラポピージュニア、ウンカイダイマオーが続いて障害を降りる。5メートルほどの差は縮まらないまま、ウンカイダイマオーとラポピージュニアが2番手で並び、ミチシオが続く。そのままスターイチバンが歩ききって優勝した。2着はウンカイダイマオー、3着はラポピージュニア。引退レースのスマイルカナは9着だった。
昨年12月にデビューした阿部優哉騎手は重賞初制覇。デビューから93日目の重賞勝利は、金田利貴騎手が記録した205日を更新し重賞最短勝利記録となった。
阿部優哉騎手
10キロのハンデを生かして先行していければと。障害は一腰で上がってくれる馬なので心配なく行けました。ゴール前は真剣で、勝ったと思ったのはゴールに入ってからです。止まらないで、歩ききってくれ、という気持ちでした。スターイチバンは体格にも恵まれてて、力もあるんで、これからも期待できます。一緒に上に上がって行ければと思います。厩務員時代から担当していた馬でした。そのころから乗りたいな、と思っていた馬です。普段はじゃれてくる。かんでくることもあります。普段はマイペースだけど、スイッチが入ると行きたがる。
坂本調教師は祖父であり、調教師でもあり、トップジョッキーの先輩である。レースの前に息の入れ方やぼい方など、教わることもあります。父には毎日怒られています(笑)。ダービーの時はプレッシャーを感じましたが、今はプレッシャーを感じないように、息を抜いて乗るよう心がけています。トップジョッキーになれるよう頑張りたいです。
坂本東一調教師
率直にもう感謝と嬉しいという、二つの言葉しか出ないです。装鞍所で、阿部優哉がどうやって行ったらいいか、というから「決まってるでしょう」って。2障害中間過ぎ、ポジション取ったら冷静に行けって、それだけです。馬場状況もぴったりで、流れも最高でした。馬場はしばれて軽くなった。軽くもない、重くもない。障害を降りてからは、もう大丈夫だ、という気持ち。ただ、まだ新人騎手で無理して追い込むところがある。そこは冷静になってほしい。ちょっと追い込みすぎたな、って思います。もっと流したほうがいい。
馬の健康状態は最高潮。普段から優哉が一生懸命やっているので息がぴったり合ったな、と思います。うちの厩舎で期待の1頭。ボブの跡継ぎができるのではないかと期待しています。この馬は気性が激しすぎるところが、いいところでもあり心配でもあります。落ち着いてきたらもっといいレースができるのではと思います。
騎手はすごいことをやってのけたし、やらせたい、というのが私の本心。常に一頭一頭、馬の癖を読む方法を覚えてほしいなと思ってます。目に入れても痛くない存在ですね。

☆レース映像
☆勝利騎手インタビュー
☆勝利調教師インタビュー


