2025年開催最終日の12月30日、3歳三冠最終戦のばんえいダービーが行われ、キョウエイエースが三冠目を制した。レース前に小雨が降り馬場水分は2.7%。単勝1番人気はスーパーシンで1.8倍。12月から主戦の藤野俊一元騎手が調教師となったことで鈴木恵介騎手が騎乗した。2番人気はイレネー記念馬キョウエイエース、3番人気はばんえい大賞典を勝ったスターイチバンで、新人阿部優哉騎手が騎乗した。
スタート後はスーパーシン、キョウエイエースが先行。第1障害を越えてからはスターイチバンが先頭に立つ。人気の3頭と、4番人気のウンカイダイマオーがレースを引っ張る。第2障害にはスターイチバンが45秒で到達。最初に障害にかけ、一腰で越えた後はスーパーシン、キョウエイエースが続いた。上位3頭が抜け出し、横一線で並ぶ好レース。ゴール手前15メートルでキョウエイエースが抜けだし、スーパーシンは6メートルほどで詰まる。スターイチバンは届かず、キョウエイエースが制した。。勝ちタイムは1分37秒6。2着はスターイチバン、立て直したスーパーシンが3着。キョウエイエースは2020年に制したキョウエイリュウとの兄弟制覇となった。
島津新騎手
村上調教師から依頼を受けたときは本当にうれしかったし今日も勝てて感謝しています。ありがとうございます。初コンビですが走路開放に3回入れて、(過去に騎乗した)菊地騎手、前走まで乗っていた藤本調教師に話を聞いて馬の特徴はつかめていたので不安はなかったです。2人とも口をそろえて『馬の気分で、馬が行きたいようにいった方がいい』と言っていた。この雨だけ不安でレースに臨みました。雨はいらなかったです。思っていたより息が入ったので障害さえうまく越えてくれて、この馬の粘り強さをゴール前思い切り発揮してくれました。切れ味はないがバテない馬です。(藤本)匠さんも「ゴール前はあきらめないで乗れ」と言っていた。ゴール前は最後までわからなかったのですが馬が頑張ってくれました。自分も久しぶりの重賞勝利だったのでとてもうれしかったです。今年は自分自身あまりいい成績ではないのですが、最後を締めくくれて良かったです。ばんえい競馬は年が明けてすぐ始まります。みなさんぜひ足を運んで応援よろしくお願いいたします。
村上慎一調教師
ここを目標にしてきたのでうれしいです。状態はよかったです。(ハンデが重くなるため)使うに使えなかった。夏すぎまでは順調にきて、使うこともできたが(オープン入りした秋以降は)使えばダービーより重量が重くなるので休養した。ノーハンデのここは負けられないと思いました。雨については、馬場が軽くなったら逃げられる可能性はありましたが、道中はためが入っているなと思いました。ゴール前は心配なく見ていました。速い足はないけど、障害を降りてからのしぶとさが魅力です。普段はのんきでおっとりしています。レースに行くと気性がいい。兄からみると重量をこなせると思う。

☆レース映像
☆勝利騎手インタビュー
☆勝利調教師インタビュー


